あなたの首こりの原因は合わない枕かも?正しい枕の選び方

朝起きると、首が痛みを感じる・・・。
1日の始まりから憂鬱な気分になりますよね。

目覚めた時の首の違和感は、もしかすると枕が原因となっている可能性があります。

枕と首の痛みや違和感はどのような関係があるのでしょうか?
そもそもなぜ首が凝るのか?
その原因について解説します!

そもそも首こりの原因とは

なぜ、首こりが発生するのか

人間の一日の平均睡眠時間を約8時間だとすると、
大抵の人は1日の3分の1を寝て過ごしていることになります。

その間にずーーっと頭を枕の上に置いている状態です。
それを考えただけで枕が寝る姿勢に大きな影響を及ぼしているのが想像つきますね。

人間の頭ってどれくらい重いか知っていますか?
実は凄く重たいです。成人であれば体重の約10%くらいと言われています。

その重たい頭を首一本で支えています。

身体の上に綺麗に真っ直ぐ乗っていれば、首や肩への負担があまりかからないと思いますが
長時間スマホやPCを見ている人はうつむいた状態が続きますので
首に大きな負担がかかります!

このように起きている時でも首を酷使しているので
寝ている間に合ってない枕を使うと首を痛みは悪化し、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。

だからしっかりと合う枕を使いぐっすりと眠ることは凄く大事です!

首こりの原因は合わない枕かも

睡眠時に首が痛む原因は枕の高さと素材が大きく影響しています。
それぞれどのような理由が睡眠時の首の痛みの原因になるのか見ていきましょう。

枕の高さ

高すぎる枕


高すぎる枕は頸椎のカーブが急になりますので、肩や首の筋肉へ負担がかかります。
また、枕が高いと気道を閉塞していびきの原因にもなります。

低すぎる枕


低すぎる枕は頚椎を支えられないので頭が不安定になり寝違えの原因にもなります。
また、頭が心臓よりも低い位置にきてしまうため、頭部に血液が集中し、
うっ血した状態になるため眠りも浅くなってしまいます。

枕が低ければ顎が上がり、高ければ顎を引く形になってしまうため安眠の妨げとなってしまいます。
自分の体に合う丁度良い高さの枕を選ぶことは重要ですね。

枕の硬さ、柔らかさ

硬さのあっていない枕を選ぶと、高さと同様に安眠への弊害となります。

柔らかすぎる枕は頭の重さによって、深く沈みこみすぎてしまい寝返りを打ちにくくなってしまいます。
寝返りを打つ際にそれが抵抗となり、首に余計な力が必要となり負担がかかります。

人は一晩の間に約30回ほど寝返りを打ちます。
寝返りは血液の流れや体温を調節して最適化する為や体の歪みを取るために快眠のための必須条件です。
この寝返りを自然にスムーズに行えることが重要です。

一方で硬すぎる枕も首の負担となります。
寝返りを打ちやすくなるというメリットはありますが、頭が安定し辛い為、
不安定な重い頭を首だけで支えているので首の筋肉に負担がかかります。

睡眠時の首の痛みに悩んでいるならば
柔らかすぎる枕、硬すぎる枕は避けたほうがよいでしょう。

「首こりを作らない」理想的なまくらとは


首に負担をかけない理想的な枕とは
「頚椎にかかる負担を大幅に軽減すること」これこそが重要だと思います。

首は脳へ酸素や栄養を運ぶ血管や、老廃物を排出するリンパ管、神経系などが通る重要なところです。
首への負担がかかり続けると、体全体の血管やリンパ管が循環不足となり、首の痛みや違和感だけではなく
身体のだるさや疲れを招くことに…。

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