歯や腰、背中が痛くて眠れない!そんな時の対処法

明日は大事な用事や会議が待っている…そんな時に限って、急にズキズキとどこかが痛みだして眠れない!そんな経験をしたことがありませんか?一般的にストレスは体の緊張を生み出し、痛みを引き起こすきっかけになると言われています。

意外とこのような悩みを持っている方は多く存在しており、夜に起こる痛みには「夜間痛」という言葉がつけられているほどです。今回は、夜間痛について、部位別に考えられる原因と対処法をご紹介いたします。

◎歯が痛む時の対処方法

歯が痛い時に真っ先に考えられるのが「虫歯」でしょう。しかし実は、歯痛の原因は虫歯以外にも様々あります。例えば「親知らず」やストレスなどによって痛みが引き起こされることもあります。

とはいえ痛みの原因は素人判断ができません。しかも虫歯や親知らずによる痛みは自然治癒が見込めないので、早めに治療の予定を入れることをおススメします。歯茎や顎など、歯の周りが痛い場合も同様です。

女性の場合は生理前や生理中に痛みを強くさせる物質が分泌されることにより、普段痛まない虫歯が痛くなったり、ホルモンバランスの乱れによって歯茎の腫れが起きて歯が痛んだりすることがあります。この場合は生理が終わってから歯科医に診察してもらい、生理中の対処方法を聞きてみるのも良いかと思います。

このような歯の痛みに対して簡単な対処方法は、市販の鎮痛剤を服用すること。歯痛はとにかく激痛に発展することが多いため、まずは鎮痛剤で落ち着かせて、一刻も早く痛みの原因を治療するために歯医者を探す、というのが最善の策です。
頭痛や生理痛などに悩まされることが多い人は鎮痛剤を常備していることが多いものですが、普段あまり使わない人にとってはその効果やデメリットが気になるところだと思います。そこで、鎮痛剤を使う際の問題点について解説します。

鎮痛剤を服用する上での問題点は2つあります。1つ目の問題点は服用するタイミングによっては鎮痛剤の効き目が薄くなってしまう、という点です。
鎮痛剤は服用してから成分が吸収されて体内を回るまでに時間がかかってしまいます。そのため、痛みがひどくなってから飲んだ場合に抑えきれなかったり、効果を感じるまでに時間がかかってしまい睡眠時間が減ったりするなどの弊害が出る可能性があるのです。

このデメリットは、痛みを感じ始めたらすぐに鎮痛剤を飲むということで解決することがあります。鎮痛剤を普段あまり使わない人にとっては難しいかもしれませんが、歯の痛みは放置すると鎮痛剤が効きづらくなる、と覚えておくだけでも十分です。

もう1つの問題点は、自分の体質にあった鎮痛剤を選ぶのが難しい、ということ。昨今は鎮痛剤がたくさん販売されていますが、人によって効果のある鎮痛剤は異なることもありますし、副作用の出方も異なってきます。

これは試してみないことにはハッキリとわかりませんが、薬の用法・用量を守るのはもちろんのこと、副作用についてもしっかり調べておきましょう。医療機関にて処方されている薬を服用しているのであれば、飲み合わせの禁忌は絶対に聞いておくことです。

ただ、夜間痛が出るのは夜中です。鎮痛剤の常備がないこともあるでしょう。その時はどのようにして痛みを抑えればよいのでしょうか?

歯の痛みも、炎症が原因のことが多くあります。そのため冷やすことで血流の流れを緩やかにすれば、痛みが抑えられることがあります。患部に直接当てると凍傷の危険や、痛みが酷くなることもあるため、氷の入ったビニール袋や保冷剤をタオルに包んで頬に当ててください。
水を飲んで口の中から直接冷やす、という冷却方法もおすすめです。しかし口の中から冷やすのは歯周病や知覚過敏の状態では逆に痛みが増すこともあります。抜歯後などであれば刺激することにもなりかねませんので、諸刃の剣であるということは覚えておきましょう。

そして意外な解決法が、うがいや歯磨きとなります。寝る前の歯磨きは健康な歯のために必須ですが、その歯磨きで全ての汚れを落としきれている自信はありますか?

磨き残しがある場合、その食べカスが患部や神経を圧迫している可能性があります。その場合はいつもより歯を丁寧に磨き、しっかりとうがいをすることで口内が清潔になり、炎症が抑えられることもあります。

また、口の中だけでもすっきりさせておくことで多少の安眠効果もあるため、痛み自体は軽減されなくても有効なこともありますので一度試してみてください。

◎腰や背中が痛くなり眠れない

腰や背中が痛くて眠れない場合は、まず楽に感じる寝姿勢を探してみることが大切です。仰向けや横向きなど色々試してみて、一番楽だと感じる姿勢を探ってください。意外な姿勢が楽に感じることもあります。

ただ、その寝姿勢をした結果内臓が圧迫されたり、他の部位の血流が悪くなったりして別の痛みが生じる可能性があります。疲れがとれにくいなどの弊害が出ることもあるため、一般的に腰や背中の痛みが楽になると言われている寝姿勢をご紹介致します。

薄めのクッションを持っているのであれば、横向きに寝て体を少し丸め、クッションを足の間に挟んで寝る姿勢がオススメです。腰の高さと脚の高さが近くなることにより楽になることがあります。腕を体の下にひかないように注意してくださいね。

また、腰の下にタオルをひいて布団との隙間を無くすことで腰痛が緩和される場合もあります。仰向けに寝た時に痛みを感じる人は、一度試してみてもいいかもしれません。一般的に仰向け姿勢が背中や腰にかかる負担が少なくなると考えられています。体の重みでかかる力が分散されるからです。

寝る前から痛みを感じているのであれば、寝る前にストレッチをするのも有効です。とくに入浴後にストレッチすれば、暖かさで筋肉がほぐれている状態なので、より効果が現れやすくなります。

また、マットレスや敷布団、枕が体に合っていないため、腰や背中の痛みを引き起こしている可能性があります。そのまま放置してしまうと慢性的な痛みにつながる可能性もありますので、タオルを敷いたり横向きに寝たりするのは応急処置と考え、自分に合った寝具選びをすることも視野に入れましょう。
もちろん普段から負担をかけないように気をつけることも大切です。猫背になっていたり体の片方だけに負担をかけていたりしませんか?また買い物や出勤などで、体の片方だけに負担をかけていないでしょうか?原因を探るために一度自分の生活を振り返ってみてください。

関連痛は異常が起きたときに情報を脳に送る際、背中の神経に伝わることで起きる痛みだと言われており、最初は背中に異常が起きたと勘違いされる方も多くいます。
しかし関連痛は主に心臓、膵臓、胃腸、腎臓、骨盤、女性の場合は子宮や卵巣などに異常が起きたときの痛みです。放置しておくと重要な疾患を見逃してしまうことがありますので異常を感じた方は医療機関へ行くことをおススメします。
背中の痛みの強弱が付いている場合や血尿が出る、食後は痛みが酷くなるなど背中の痛み以外の症状があるのであれば、記録しておいてください。そして少しでも気になるのであれば、早めに医療機関へ。その記録を元に診察してもらえば、原因特定までがスムーズになるため大きな病気を見逃すことが少なくなりますよ。

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