快眠生活送る為には寝酒&喫煙は控えめに
今回取り上げる内容は、「寝酒」と「喫煙」です。
アルコール摂取と不眠の関係
お酒は百薬の長ともいわれ、上手につきあえば必ずしも悪いものではありません。
しかし、眠れないからといって、お酒の力を借りるのはどうなのでしょうか?
好きなお酒を友人や恋人と飲むひとときは、よい気分転換になるものです。
問題なのは、お酒を飲む時間帯。
お酒の席というのは夜が多いのですが、睡眠にはどのような影響があるのでしょうか。
お酒を飲むとよく眠れるという理由で、寝酒をする人も少なくないでしょう。
確かにお酒には催眠作用があるので、とりあえずすぐに眠りにつけるということはあります。
しかし、飲んだ翌日、早朝に目が覚めた経験はないでしょうか。
お酒は飲んでから数時間たつと、逆に睡眠を浅くする作用があります。
そのため、明け方早くに目が覚めて、そこからは眠れなくなるという「早朝覚醒」を起こしやすいのですね。
また、利尿作用があるため、夜中に喉が渇いて水を飲んだり、トイレに行ったりして、睡眠中に起きてしまうことも多くなります。
これでは、本当の意味での不眠解消にはなりませんよね。
毎日のようにお酒を飲んでいる人は、不眠になりやすいことがあります。
不眠解消どころか、不眠を悪化させてしまいかねないということです。
また、寝酒が習慣化すると、徐々にお酒の量が増えていく危険性も見逃せません。
さらに、お酒を飲まずには眠れないという状態になれば、アルコール依存症になり、やがては肝臓を壊すことにもなりかねません。
健康や不眠解消のためにも、お酒はほどほどにして下さいね。
どうしても飲みたい人は、アルコール週休2日を心がけて。
そして、お酒の力を借りずに眠る方法を見つけることも大切ですね。
愛煙家も寝る前の一服は我慢
タバコの身体への影響については、すでによく知られていることです。
健康のため、禁煙する人も年々増加していますね。
実は、タバコは健康上だけではなく、快眠を得る上でもあまりお勧めできません。
なぜかというと、タバコに含まれる有害成分のひとつ、ニコチンは覚醒作用があるからです。
これから寝ようとするときに一本吸ってしまうと、目が冴えてしまうということもあるのですね。
できれば禁煙したいところですが、どうしてもやめられないという人でも、寝る1〜2時間前は、タバコを吸わないように控えてみましょう。
それだけでも、快眠の効果があがると思いますので、ぜひ実行してみてくださいね。