買ってはいけない枕の5つの特徴 ~まさかのオーダーメイド枕がダメな理由~
「寝る時間がなくて疲れが取れない」という方をよくお見掛けしますが、実は「熟睡する時間が短くて疲れが取れない」というのが正解です。
人は自分の体調不良を自分で治そうとする自然治癒力を備えており、熟睡しているときに体の歪みなどの体調不良の元になる原因を取り払ってくれます。
また、「4時間半以上寝たのに起きた時に体がだるい」という方もいます。
睡眠時間はできれば6時間以上あると良いですが、基本的に4時間半あれば朝起きたときの体の重だるさは大体解消されます。もし体のだるさが残る場合は、自然治癒能力がきちんと働いていない証拠となります。
それでは、熟睡できずに自然治癒力が働かない理由は何なのか?
日々の運動量や食生活はもちろんのこと、最も重要なのは枕などの寝具と言われています。
正しい枕選びができていれば、ぐっと疲れが取れやすくなります。
今回はそんな「買ってはいけない枕の5つの特徴」をご紹介します。
特徴その1:柔らかい枕
ふわふわの柔らかい枕は寝心地が良いイメージがあるかと思われます。
確かに日中起きている時に横になる分には気持ちがいいです。しかし、柔らかい枕で眠るとなると話は変わってきます。
柔らかい枕で寝ると、体に歪みが蓄積される原因になりかねません。
人の持つ自然治癒力を最大限生かすために最も重要なのは首を圧迫しない自然な睡眠姿勢です。
柔らかい枕は首に沿って枕が沈んでしまうために、どのように寝ても首を圧迫してしまい、結果として体の歪みが悪化し体の不調が強くなってしまうケースもあります。
特徴その2:首を支えると謳っている枕
首は軽くカーブを描いており、そのカーブにフィットすることを売りにした枕もよく見かけるようになりました。
一見すると首にかかる負荷を軽減し疲れが取れやすそうな印象があり、実際に寝ても軽く首を押してもらっているように感じるかもしれません。
しかし、首のカーブに沿った枕で眠ることは睡眠中に脳から発信される自然治癒力の信号をシャットアウトしてしまいます。
自然治癒力の信号は必ず首(頸椎)を通るため、首にフィットし圧迫された状態では信号がスムーズに送られず疲れが取れないのです。
特徴その3:オーダーメイド枕
オーダーメイド枕のプレミア感や効果に期待し憧れる方は多いと思います。オーダーメイド枕すべてが悪いわけではもちろんありませんが注意すべき点はその作り方にあります。
多くのオーダーメイド枕は立ち・座り姿勢などの身体を起こした状態で頭から首のカーブの形や頭にかかる圧などを計測します。
しかし、実際に枕を使用する際は寝ているため重力のかかり方が異なります。
カーブの形が合っていたとしてもそこに想定以上の負荷がかかってしまい、頸椎を圧迫してしまい自然治癒力が十分に発揮できなくなります。
特徴その4:低反発枕
低反発の枕は、柔らかくて頭を包み込んでくれる感じがいいですよね。
しかし、体にとってはあまりよくない影響を及ぼしてしまっている可能性があります。
・柔らかい素材を使っているので、寝返りがうちにくい
・血流が悪くなりやすく、疲労が蓄積しやすい
・寒くなると、硬くなるものもある
しかし低反発枕の中には、寒くても硬くならない種類のものもあります。
特徴その5:高すぎる枕や低すぎる枕
高すぎる枕は、以下のような症状を招く原因につながります。
・枕が高いと首のカーブがきつくなってしまい、肩や首に負荷をかけてしまう
・気道がふさがりやすくなって、いびきをかく原因にもなる
枕が低すぎるのも、よくない影響を受けやすくなります。
・枕が低いと頸椎を支える効果が得られないので、頭が不安定になる
・寝違えやすくなる
・心臓よりも頭が低いと、血液が頭に集中しやすくなり睡眠が浅くなる
今回は買ってはいけない枕の5つの特徴をご紹介いたしました。
あなたの枕がもし上記の5つに当てはまる場合は枕の買い替えをおススメします。
もし、枕を変えて体の不調が悪化した場合は元の枕に戻せばいいだけなので、気軽に枕を変えて試してみることはおすすめです。
自然治癒能力を高めることができる枕
買ってはいけない枕の5つの特徴をご紹介いたしましたが、では頚椎を圧迫せず自然治癒能力を高めることができる枕はいったいどこで手に入るのでしょうか?
1つおすすめするのは、自然治癒力を高めることを徹底的に追究した「整体まくら」です。
頸椎を圧迫せずに頭部をしっかりと支えられる三段構造を採用しており、この枕は2016年1月に日本で唯一の「枕型整体補助器具」として特許を取得しました。
実際にこの「整体まくら」は数多くの治療院でも取り入れられています。
頸椎を圧迫しないような枕を選ぶなんて聞いたことがないと思う方も多いかもしれません。
なぜなら世の中の枕の95%以上が間違った理論で作られた自然治癒力を低下させてしまう枕だからです。
「寝心地がいい枕」と「疲れが取れる枕」では、まったくアプローチが異なるのです。
気になった方は一度試してみてはいかがでしょうか?